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(回答先: 米政府、修正決議案採択の必要票数に依然届かず-NYタイムズ [ブルームバーグ] 【えぐい多数派工作でも不調】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 10 日 19:54:32)
10日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、米政府当局者は、今月17日を期限にイラクへの武力行使を容認する国連安保理決議案(修正案)について、9日の時点では採択に必要な9カ国の支持が得られていないとの見方を示し、11日にも予定されていた採決を数日遅らせる可能性があると述べた。
同当局者によると、9日時点ではチリとギニアが賛成するかどうか留保しており、採択の見通しは立っていない。また妥協策として、イラクが武装解除に応じる期限の17日までに応じるべき具体的な基準を定めるなど、再修正に応じる可能性もあるという。15カ国の理事国のうち現時点で明確に同決議案を支持しているのは、提出国の米英スペインとブルガリアの4カ国。仏独中ロとシリアの計5カ国が反対または棄権の方針を示しており、中間派6カ国のうち、最低5カ国の支持が必要となる。
米政府は、武力行使に強硬に反対するフランスなどが拒否権を行使する可能性があると見ている。米国はその場合でも武力行使に踏み切る方針だが、国際的な支持のもとに行使したとするためにも9カ国以上の支持を得ておきたいとの立場だ。採決を遅らせ、その間に中間派への説得を精力的に続ける方針とみられる。パウエル米国務長官は9日、17日の期限については修正に応じない、と強調した。 (03/10 17:36)