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2003.03.10
Web posted at: 13:17 JST
- CNN/REUTERS
北京――中国の国営新華社電によると、中国の江沢民国家主席は9日午後、英国のブレア首相とイラク問題について電話会談し、イラク攻撃に反対する立場を改めて示した。
新華社によると、江主席はイラク問題の政治解決が望ましいと述べ、「政治解決は、より時間がかかるかもしれないが、負担は少なく、全ての関係各国の最善の利益にかなうはずだ」と述べた。
さらに主席は、国連査察団の安保理報告が、査察の進展を証明していると指摘。「査察を継続・強化することで、国連の枠内で問題を政治解決できる可能性がある」と、武力行使に反対した。
これに対してブレア首相は、国連に全面協力する姿勢を示す最後の機会をイラクは逸したとの見解を示し、国連安保理が踏み込んだ措置をとる必要があると、新決議案の支持を求めた。
イラク攻撃容認を求めて米英などが安保理に提出した新決議案が採択されるには、中国など常任理事国が拒否権を行使しない必要があるが、今のところ中国、フランス、ロシアの3常任理事国が決議案に反対。仏ロは拒否権行使の可能性を示唆している。