現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 545.html ★阿修羅♪ |
|
SMクラブへNPOが感謝状…アフガン難民へ募金
募金やボランティア活動が社会に広く根付きつつある中、性風俗でも同様のアクションが起きている。アフガニスタン難民への募金を行った東京都目黒区の老舗SMクラブ「目黒ラビリンス」にこのほど、非営利活動法人(NPO)「国際難民援護協会」から感謝状が贈られた。一見縁遠い“ムチと難民”は、募金という愛で結ばれている。
〔写真:感謝状を手にする目黒ラビリンスのSM嬢。感謝状は店の入り口に飾られている
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200303/image/03031005sm_NK023309.jpg 〕
◇
アフガン難民救済に少しでも役立てようと、同店が募金したのは、昨年11月。店の売上の中から数十万円を寄付した。
岡部千里ママ(40)は「SMでも何かできないか」と数年前から小さな募金活動を開始。感謝状は初めてといい、「できる範囲で、まとまった額を募金しました。SMって虐待 のイメージがあるけど、本当は違うのよ」と照れながら話す。
SM嬢からの評判も上々。「店の子が『恋愛を売っている』と思って仕事すれば、彼女たちも傷つく。だから『夢を売ってる』『夢を与えている』と自覚して仕事してもらってい る」。その“方針”あってか、SM嬢も客も感謝状贈呈に喜んでいるという。
実は、こうした風潮は風俗界全体でも広がりつつある。しかし、目立ち過ぎると他店からねたまれるので、ほとんどは「隠密」行動。あるヘルス店の店長は「うちは店の女の子に声をかけた。全員が募金してくれたよ」と目を細めた。
きっかけは、新宿のAV会社が風俗店に募金の声を掛けたことだった。この会社は、公園のゴミ掃除や、壁の落書き消しなどボランティア活動に精を出している。それに呼応して、約20店が募金に賛同した。
感謝状を贈ったNPOによると、募金した会社や店などの業種は把握していないというが、募金箱の設置場所は前年比50カ所増。「不況だし、総額は年々それほど変わらない。しかし、設置場所が年々増えているから、口数も増えているということですね」。
募金は難民の寺子屋建設や義足製作などに使われる。ムチから生まれたSM店の善意のお金は、店の方針と同じく、アフガン難民に「夢を与える」ことになる。
(サンスポ、3月10日)
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200303/sha2003031005.html