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【ニューヨーク9日共同】カーター元米大統領は9日付の米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で、対イラク戦争の準備を進めるブッシュ米政権の政策について、宗教的原則と国際法尊重、同盟関係に基づく2世紀以上にわたる超党派の外交路線に根本的変化をもたらすと批判した。
同紙は社説で「広範な国際的支持がない侵攻に対するわれわれの答えはノーだ」と反対の姿勢を明確にした。
昨年のノーベル平和賞を受賞したカーター氏は現段階の対イラク戦争について、すべての非暴力的な手段が尽きた最後の手段であり、国連安全保障理事会が認めた法的な権限があるなど正義の戦争としての明確な基準に合致しないとしている。
イラク周辺に動員した米軍については「戦争を最後の選択肢」としつつ、イラクに国連安保理の諸決議履行を強いる圧力として利用するなら「平和と正義のチャンピオン(擁護者)としての米国の地位を強化する」と述べた。