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2月26日、ブッシュ政権の軍事戦略で最重要視されるシンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(リチャード・パール在籍)の夕食会に出席したブッシュが、スピーチをした。その中でブッシュは、イラク戦争後は、パレスチナのテロリズムに資金提供をしている国(イラン、サウジ、シリアのこと)への(強硬)政策を行うことを考えているとの考えを明らかにした。
また先週行われたシャロンと米下院議員との会合では、イラク後にアメリカが取り組むべき三国としてイラン、シリア、リビアをシャロンが指名した。さらに伝えるところによれば、ボルトン国務次官もイラク後にシリア、イラン、北朝鮮への取り組み(強硬政策)が必要であることをシャロンとの席上で発言している。
アフガニスタンとイラクの後にシリアとイランを落とせば、地中海から中国へ伸びる傀儡政権の巨大なベルト地帯が出来上がる。
Right takes centre stage 3.4 / 2003
http://www.guardian.co.uk/elsewhere/journalist/story/0,7792,907312,00.html
Conflict and catchphrases 2.24 / 2003
http://www.guardian.co.uk/elsewhere/journalist/story/0,7792,901982,00.html
リチャード・パール(ペンタゴンのアドバイザー)を始めとするアメリカの右翼軍事理論家は、イラク攻撃を皮切りとしては始める中東改造を'creative destruction'(創造的破壊)と位置づけている。この'creative destruction'はイスラエル・アメリカラインから立案されているはずだ。リチャード・パールは最も強力にイスラエルを支援している。
イラク攻撃を単なる石油覇権獲得と考えるのは事象の反面を見ているるのに過ぎず、アメリカが「9.11」を演出して最終的にイスラエルとアメリカのための中東改造に着手したという仮設も成り立つ。
中東アラブ諸国の政権転覆はサウジアラビアはもちろん、最終的にはエジプトもそのターゲットなると前出記事のガーディアン紙のBrian Whitaker氏は述べている。
また彼によると、イスラエル人はパレスチナ・テロ資金はEU諸国からの提供もあると見ているそうだ。