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03/06 17:57 現職コチャリャン氏再選 アルメニア大統領選 外信80
【モスクワ6日共同】アルメニアのロベルト・コチャリャン大統
領(48)の任期満了に伴う大統領選挙は六日、同大統領と野党、
人民党のデミルチャン党首による決選投票の結果、コチャリャン氏
が再選を決めた。
五日に投票が行われ、中央選管の六日朝までの集計で、コチャリ
ャン氏が投票総数の67・5%、デミルチャン氏が32・5%の支
持を獲得した。
コチャリャン氏は、アゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州
出身。同州のアルメニア帰属を求める民族運動の指導者として頭角
を現し、選挙戦では政治、経済の安定など一期目の実績を訴えた。
同自治州の帰属問題の打開や経済改革が二期目の課題。
野党陣営は二月十九日の第一回投票の後、大規模な反政府街頭行
動を展開。決選投票でも大統領側が多くの不正をしたと激しく批判
している。
(了) 030306 1756
[2003-03-06-17:57]
03/06 18:33 安定もたらした強硬派 民族紛争の決着が課題 外信82
五年前、隣国アゼルバイジャンとの民族問題の強硬派という鳴り
物入りで当選。しかし一期目の最大の業績は、一度も戦火を交える
ことなく人口三百八十万の小国にひとまず安定をもたらしたことだ
った。
一万八千人とされる犠牲者を生んだ紛争の現場、アゼルバイジャ
ン領ナゴルノカラバフ自治州出身。独立運動の闘士として知られた
が、大統領就任後は紛争の平和解決を掲げ、積極的に和平交渉に臨
んだ。長年の懸案にピリオドを打てるかが二期目の最大の課題だ。
外交基盤をロシアとの伝統的関係の強化に置き、プーチン・ロシ
ア大統領との個人的関係を「わたしの財産」と公言。一方で欧州会
議や世界貿易機関(WTO)への加盟を果たすなど、欧米との距離
も縮める多面的外交を進める。
国内では、一九九九年に政府を批判する武装グループが議会を占
拠、当時の首相ら八人を射殺する事件が発生するなど、不安定要因
はくすぶり続けている。国民の間では、ナゴルノカラバフ問題の解
決よりも生活水準の引き上げを求める声が強まっており、再選に酔
っている暇はない。
バスケットボールや水泳を愛好し、音楽ならジャズという四十八
歳。ベラ夫人との間に二男一女。(モスクワ共同=有田司)
(了) 030306 1833
[2003-03-06-18:33]