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ラポート在韓米軍司令官は6日、「龍山(ヨンサン)在韓米軍基地がソウル郊外に移転しても、韓米連合司令部と国連軍司令部の指揮部は、ソウルに残る」と明らかにした。
ラポート司令官は6日、韓国記者団との懇話会でこのように明らかにした後、「龍山基地は移転する予定であり、韓国人の希望によるものだ」と説明した。現在、龍山基地に駐屯する在韓米軍は総勢6000人余りで、このうち国連軍司令部と韓米連合軍司令部の指揮部は約300人だ。
ラポート司令官は、「米国の首都ワシントンに約6000人の外国軍隊が駐屯することが適切でないように、ソウル市内に外国軍隊が駐屯することは適切でない」と述べた。
米第2師団の漢江(ハンガン)以南への移転問題については「昨年末、韓米年例安保協議会(SCM)で合意した通り、両国は在韓米軍の任務や戦力構造、再配置などについてこれから協議していく。決まったことはまだ何もない」と付け加えた。
これと関連して、ジェームズ・ソリガン国連軍司令部参謀長(空軍少将)は、「在韓米軍再配置については、いくつかの選択肢がある。米第2師団の漢江以南配置は、そのうちのひとつだ」と述べた。
一方、在韓米軍は、米軍基地の近隣住民の不満を直接聞くために、近く連合軍司令部と傘下部隊に韓国語専用の直通電話を設置することにした。