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【ワシントン5日=夕刊フジ特電】拉致は反テロの戦いだ−。北朝鮮による拉致事件で、訪米中の家族会メンバーは5日、アーミテージ国務副長官と面談した。同副長官は「核、飢餓問題も重要だが、人権問題として拉致解決は反テロへの戦いと全く矛盾しない」との認識を示し、家族会側も「心強く感じた」と大きな手応えを感じたようだ。
アーミテージ副長官を訪ねたのは、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父、滋さん(70)ら家族会メンバー。今回の訪米で、米政府高官と会うのは初めてで、面談は予定をオーバーし、1時間近くにわたった。
この中で、同副長官は「北朝鮮と向かい合う機会があれば、拉致問題は提起し続けていく」と語ったほか、「皆さんは長い年月の人生を盗まれた」と同情を寄せた。
さらに、横田さんら家族に対し、「私たちが何をしたらいいのかアドバイスしてほしい」「(被害者と家族の)過去は変えられないが、将来は変えられる」と激励。
また、北に対する10万トン規模のコメ支援に「ブッシュ大統領はこれを(制裁の)武器とするつもりはない」としながらも、「8割がエリートに渡り、市民に行き渡らないため非常なジレンマを感じている」と語った。
面談後、家族会事務局長の蓮池透さん(48)は「拉致問題を理解していただき、非常に心強く感じた」と満足した表情で話した。
同日午後には、ハスタート下院議長(共和党)や民主党のダシュル上院院内総務と面談した。
ZAKZAK 2003/03/06