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03/05 17:58
ベルギーのミシェル外相が4日付仏リベラシオン紙のインタビューに応じて「イラクに兵器の廃棄を要求して、なおかつ攻撃をしかけるのは、わなにかけるようなものではないか」と述べ、攻撃にはやる米英の態度に強い懸念を表明した。
同外相は、イラクの武装解除について「簡単だ。査察団にもう少し時間を与えるだけで十分」と、国連査察が果たす役割を強調。「イラクには『査察を求める国連決議を順守したら、攻撃されない』と明確に知らせるべきだ。なのに、フセイン大統領にプレッシャーをかけたいがために、兵器を廃棄したらどういう利点があるかを誰も言おうとしない」と国際社会の対応を批判した。
また、「ある国は、イラクが武装解除しようがしまいが、体制を変えたいと思っている。国連決議の精神に反する二枚舌だ」と米国に対する不信感をあらわにし、「米国では弱肉強食の論理が幅を利かせている。欧州は違う」と述べた。 (03/05 17:58)
転載元
http://www.asahi.com/special/iraq/TKY200303050233.html
★↓以前フセインは彼らしい言葉でこの不条理を指摘しています。
米大統領は人間性と騎士道精神に欠ける [ロイター]
http://asyura.com/2003/war24/msg/760.html
「騎士道精神に欠ける」とは、相手が無防備になればなるほど襲いかかろうとする卑劣漢という意味でしょう。
そして、「米攻撃明確なら、ミサイル廃棄中止も」という大統領顧問表明につながってゆくわけです。
【「米国が合法的に行動しないのになぜ廃棄を続ける必要があるか」】 イラク:米攻撃明確なら、ミサイル廃棄中止も 大統領顧問表明 [毎日新聞] 【正当な主張だね − 機関銃で取り囲んだ人が、相手に“危険な”棒切れを捨てろと言っているようなもの −】
http://asyura.com/2003/war24/msg/1388.html
するとイラク攻撃支持のメディアは、「またまた、(イラクが)ニ枚舌でゴネ始めた。繰り返してきた引き延ばし戦術だが、米国にこの手はもう通じない。」などと報道する。
【達成目標なき最後通告】 イラク攻撃、米が10日にも「最後通告」【って訳分からん】 [夕刊フジ]
http://asyura.com/2003/war24/msg/1456.html
まったく、どっちが二枚舌なのか?
ベルギーのミシェル外相の
「兵器廃棄させ攻撃とはわなのようだ」という言葉は、
まともな人間性を持った人々が感じることを勇気をもって代弁したものである。