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【ワシントン4日共同】アーミテージ米国務副長官は4日、公明党の神崎武法代表との会談で、北朝鮮のミグ29など戦闘機4機が日本海上空を飛行中の米軍電子偵察機に異常接近した問題に触れ「米偵察機は武器を搭載していなかったので、これを回避するために東の方向へ逃げた。危機は回避された」と述べた。
副長官の発言は、米機が武器を搭載していれば一触即発の事態に至ったと米側が受け止めていることを示唆。同時に、偵察機を追尾した背景として「北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射するときに米偵察機に記録を取られると困ると考えたのではないか」と指摘した。
これに関連し、フライシャー米大統領報道官は「無謀な行為は北朝鮮の孤立を招くだけだ」と非難。日本や韓国などと緊密に協議し「最も適切な形での抗議」を検討する方針を示した。