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全国人民代表大会(全人代)第1回会議の記者会見が4日午前、北京で行われた。全人代の姜恩柱スポークスマンは「今回の全人代ではイラク問題についての討議は予定しているか」との記者の質問に対し、「全人代では政府活動報告の発表と審議が行われるが、政府活動報告には国際・対外関係に関する部分がある。全人代は、イラク問題・朝鮮の核問題について中国政府の立場に対し、支持・賛同する」と述べ、中国政府のイラク問題に関する基本姿勢について次の3点を挙げた。
(1)中国は、国連の枠組みで政治的にイラク問題を解決することを主張する。希望がある限り、政治的解決を探り、戦争を極力避けなくてはならない。
(2)国連の査察グループはイラクの兵器査察をさらに強化し、安保理の決議を徹底させなければならない。
(3)中国はイラクに対し、全面的かつ厳正に国連安保理の決議を実行し、大量破壊兵器を一切保持しないことを要求する。イラクの主権・独立・領土保全は尊重されなければならない。
「人民網日本語版」2003年3月5日