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(回答先: 【嘉手納基地発】米国防総省、2日に北朝鮮戦闘機が米軍偵察機に接近と発表 [ロイター]【15mだから手でも振り合ったのかな】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 04 日 11:08:57)
2003.03.04
Web posted at: 11:27 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の戦闘機が日本海上の国際空域で米軍偵察機に異常接近したことについて、米政府は3日、公式に抗議する方針を固めた。
米政府高官はCNNに対して、「極めて悪質な挑発行為」と北朝鮮を批判するとともに、「北朝鮮はやりすぎだと、これでロシアも中国も結論せざるをえないだろう」として、北朝鮮に強い影響力をもつ両国がこれまで以上に米国の要請に応えて、北朝鮮への圧力を増すだろうと話した。
高官によると、公式抗議の方法について米政府は現在、日本や韓国などと協議しながら、検討を進めている。国連の場で北朝鮮外交当局者と接するのがひとつの方法として検討されている。
高官は「(北朝鮮側の行為は)これまでよりもさらに危険度の高い挑発行為だ。今回のような行為は、わずかな計算ミスが人命損失につながり、それがさらに報復を呼びさらに人命を失わせる可能性のある、危険な状況だった」と批判した。
米国防総省によると、北朝鮮東岸の日本海上空の国際空域で現地時間2日午前、米軍のRC135S電子偵察機に北朝鮮のミグ29など戦闘機4基が接近。わずか約15メートルまで接近して飛行を妨害し、約20分にわたり追尾飛行。さらに4機のうち1機が、ミサイル攻撃前に使われるレーダー照射など、挑発行為を繰り返した。
北朝鮮機4機のうち、機種が確認できたのは2機のミグ29。他の2機はミグ23機だったと考えられている。
米偵察機RC136Sはその後、無事に沖縄の嘉手納基地に帰還した。
国防総省はRC136Sの飛行目的について「通常の監視任務」と説明している。北朝鮮が核開発の動きを強めて以来、米国は北朝鮮上空からの偵察監視活動を強化している。
国防総省によると、北朝鮮機と米軍機が異常接近したのは、1969年に北朝鮮の戦闘機が米軍偵察機EC121を日本海上で撃墜し、米兵31人が死亡した事件以来。
今回の北朝鮮の意図について米政府内でさまざまな分析が進んでいる。ひとつの可能性として、2001年4月に起きた中国戦闘機と米軍偵察機EP3との接触事故で、中国が米国から一定の譲歩を引き出したのを「前例」としているのではと指摘する声もあがっている。
ある政府高官は「今回の事件はきわめて意図的なもの。中国がEP3事故をどう扱ったかを参考にしているのではないか。米軍機が先に発砲でもすれば、『侵略開始の兆しだ』と大々的な宣伝材料にするつもりだったのだろう」と話している。