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国連に見切りをつけてイラク攻撃に踏み切ろうとする米国の強硬姿勢は様々な波紋を広げている。
ネグロポンテ米国連大使の痛烈なフランス批判の直後、ドラサブリエール仏国連大使はこう反論した。
「イラクへの国連査察は成果をあげている。安保理理事国の大半は武力行使に反対している」
国際社会の大勢は査察継続支持という主張だ。
決議案取り下げの余波は、共同提案国だった英国にも及んだ。
BBC放送によると、ロビン・クック英下院院内総務(労働党)は17日、緊急閣議が始まる直前に辞意を表明した。対イラク武力行使への抗議とみられる。クック氏は前外相だ。
一方、ベルギーのミシェル外相は16日、「新決議なき開戦」は国際法違反と批判。「侵略者の部隊・装備はベルギーを通過できない。ベルギーは共犯にはならない」とまで述べ、北大西洋条約機構(NATO)の盟主・米国への“造反”姿勢を改めて示した。(ロンドン 土生修一、ブリュッセル 鶴原徹也)
(2003/3/18/02:15 読売新聞 無断転載禁止)