現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 119.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン中島哲夫】フライシャー米大統領報道官は3日、イラクが炭疽(たんそ)菌や神経ガスVXの廃棄を証明する報告書の提出を国連に通告したことについて、「助けになるのは安保理決議1441に従った完全かつ即時の武装解除(大量破壊兵器廃棄)だけだ」と述べ、新たな報告書には意味がないとの認識を示し、「(米政府の)スケジュールには何の変化もない」と断言した。
また、イラクが継続しているミサイル「アルサムード2」の破壊についても、対イラク軍事攻撃への道筋を変える要素にならないとの立場を明示した。
報道官はさらに「ブッシュ大統領が軍事力を使うことを決めた場合、サダム・フセイン(イラク大統領)が指導的地位にとどまる可能性など誰も考えるべきでない」と述べ、開戦すればイラクが降服しても、あくまでもフセイン政権転覆を目指す方針を強調した。
[毎日新聞3月4日] ( 2003-03-04-11:39 )