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外務省は16日、竹内行夫次官や西田恒夫総合外交政策局長、海老原紳北米局長らが出席して幹部会を開き、同日夜に行われる米、英、スペインの3か国首脳会談などについて政府の対応を協議した。
仮に3か国首脳会談で、国連決議の採択を断念し、米国などが対イラク攻撃に踏み切る決断をした場合でも、日本として米国を支持していくことを改めて確認した。
出席者によると、情勢が流動的で、情報収集に全力を挙げることを確認した。3か国首脳会談の結果やこれに対する独仏両国の対応、今後の国連安保理の協議の行方など様々なケースを想定して日本政府の対応を検討したという。いずれの場合にも、日本としては米国を支持していくことを基本とするとしている。首相官邸とも協議して、国民に日本の姿勢をわかりやすく説明していくことなども申し合わせた。
(2003/3/16/21:03 読売新聞 無断転載禁止)