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イラク攻撃に反対するデモ行進が15日、ワシントンであった。世界各地で同日の一斉行動を呼びかけた主催団体「ANSWER」の推計では、全米100余りの都市から約10万人が参加した。強硬路線を突き進むブッシュ政権に「世界から孤立している」と懸念を口にする参加者もいた。
デモ隊はワシントン記念塔の広場を出発し、ホワイトハウスの周囲を練り歩いた。週末の官庁街に「戦争反対」「平和を我らに」の掛け声が響き、「ブッシュこそ無法者」「石油のために血を流すな」などと書いたプラカードを手にした市民が続いた。
ワシントン近郊バージニア州から友人と参加した会社員ビル・カーチスさん(39)は「サダム・フセインは独裁者だと思うけど、戦争するほどの脅威じゃない」。地元の大学生キャサリン・ベネットさんは「フランスをはじめ国際社会が、なぜイラク攻撃に反対しているのか、指導者たちは深刻に受け止めてほしい。米国はどんどん孤立している」と語った。
デモ行進の最中、列を離れた十数人が世界銀行ビルに侵入し、6人が逮捕されたほかは大きな混乱はなかった。
ANSWERは、米国の複数の市民団体が「戦争を食い止め、人種差別を終わらせるため、いま行動を」の頭文字をとってつくった市民団体の連合体。昨年来、世界各国で反戦を訴える同時行動を呼びかけている。
また地元紙によれば、イラク攻撃を支持する保守系の団体から約300人が、やはりホワイトハウス近くでデモ行進。反戦デモの参加者とにらみ合う場面もあった。 (03/16 22:33)