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[国連 3日 ロイター] 米国のネグロポンテ国連大使は、イラクへの武力行使を容認する国連決議案について、来週中に採決を行いたい、との認識を示した。
ただ、イラク攻撃に対する態度を決めかねている一部の安保理理事国は、武力行使の延期につながる折衷案の採択に期待を示している。
ネグロポンテ国連大使は、3月の安保理議長国であるギニアの国連大使と今後の日程について協議した後、記者団に、「この非常に単純で明快な決議について討議する必要はないというのが、われわれの立場だ」と表明した。
国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は、今月7日に安保理への口頭報告を行うが、同大使は「この直後の採決を期待」しているという。
安保理理事国の間では、米国が、決議の採択に必要な9カ国の支持を集めていない、との見方が多い。
チリ、パキスタン、メキシコなどの一部の理事国は、カナダが提案した折衷案に依然として期待を寄せている。
カナダ案は、ブリクス委員長がまとめたイラクの「未解決問題」に対して、3月28日もしくは4月中旬という期限を設定し、イラクがその後も武装解除に応じなければ、安保理で武力行使について決定するという内容。
米国は、カナダ案を拒否している。