現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 1089.html ★阿修羅♪ |
|
戦争前の大規模なデモ(ル。モンド3月15日18時09分)
イタリアでの反戦行動は相変わらず盛んだ。数十万人(警察によると40万人、主催者によると70万人)が土曜日、ミラノで対イラク戦争に反対するデモを行なった。
スペインでは数十万人、警察によれば15万人、主催者側によれば30万人が、州のほとんどの首府で行動に参加した。マドリッドとバルセロナでは大集会が午後遅く予定されている。
フランスでは、警察によれば5万5000人、主催者によれば6万人から8万人のデモ隊が土曜日の午後パリで、4500人から1万人が午前中マルセイユに集まった。
「アメリカは国へ帰れ」などの横断幕を掲げた約5000人が、イラク戦への米軍の物資が運ばれるトルコ南東部の港、イスケンデルンで抗議デモを行なった。民間テレビ放送によると2000人の警官隊が不測の事件に備えて警戒に当たった。
アメリカ大使館も抗議集会の標的になっている。コペンハーゲンでは5000人が大使館前でデモを行なった。デンマークでは他の都市でも集会があった。
約2000人のギリシャ系キプロス人が、ニコシアのアメリカ外交使節団前で集会を開いた。キプロス島において初めて組織されたもっとも重要な反戦集会である。
モスクワでは、数多くのデモ隊、ことに国際労働者党の若者と年配のコミュニスト戦士たちが米国大使館前に集まった。
米軍基地がもうひとつの抗議行動の標的になった。スペインの南で、数千人の人々がフロンテラのモロンにある米軍使用の空軍基地に向けて平和的に行進した。
ドイツで、1400人近い人々がフランクフルト西側のライン・マインの米空軍基地付近で座り込みを行なった。土曜日の夕方、ベルリンでは戦争に反対する巨大な光の鎖が出現するはずだ。
土曜日、初めて街頭に出た反戦デモはアジアの平和主義者たちだった。オーストラリアで、とりわけシドニーとメルボルンでデモ隊は数千人を数えた。日曜日にも集会が予定されている。
大体5500人の日本人が那覇に集まった。日本で巨大な米軍基地がある沖縄本島の首府である。東京からは、「ピース・ボート」と名づけられた船が「イラク戦争に反対」と書かれた100平方メートルの横断幕を掲げ、金曜日に26時間のデモ航海に出発した。
インド東部のカルカッタでは、「戦争ではなく、平和のために立て」というスローガンの下、5000人以上が街頭のデモ行進に参加した。
ヴェトナムでは、ハノイで数多くの人が共産党系愛国戦線のイニシアチブで行動した。
イエメンでは、数十万人が首都のサナアの街で、「アメリカはテロリズムの母である」といったようなスローガンをシュプレヒコールしながら示威運動を繰り広げた。
中近東では、8000人以上のパレスチナ人がガザ地区、シスヨルダニー、ことにカン・ユーネス、ガザ、ナプルーズやヘブロンで行進した。デモ隊はアメリカ、英国、イスラエルの国旗を焼き、ジョージ・ブッシュ大統領とアリエル・シャロン首相の肖像を燃やした。
ベイルートで、多くのレバノン人とパレスチナ人が国連の建物の前に集まった。
1981年以来戒厳状態のままデモが公式に禁止されているエジプトでは、抗議行動は数百人に過ぎなかったが、1500人の警官隊に囲まれながら、カイロ大学の前で再集結している。
大英帝国では、集会は全国規模で予定されている。とくに夜のロンドンにおけるミズ・ダイナマイトまたはコールドプレイのコンサートが注目される。
イラクでは与党バース党や労組の呼びかけにより、数万人がバグダッドや他の都市でデモ行進した。ことにナジャフとカルバラ、南部のシーア派の高地、首都の北にあるサダム・フセインの領地、チクリットなどで。
米国では平和主義者のデモがワシントンで始まっている。ロサンジェルス、サンフランシスコや他の多くの都市でも挙行される予定だ。