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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は15日、週末恒例のラジオ演説でフセイン・イラク大統領を「史上最も残虐な独裁者」の一人だと非難し、政権打倒への決意を示した。
ブッシュ大統領はまず、イラク北部ハラブジャで数千人のクルド人住民が毒ガスで殺害された事件から16日で15周年になると指摘。この事件はイラク政府が自国民を標的にした「40回」もの攻撃の一部に過ぎないと主張し、フセイン大統領は「史上最も残虐な独裁者」の一人であり「世界最悪の兵器」で武装していると断じた。
ブッシュ大統領は、フセイン大統領が大量破壊兵器の武装解除に応じる希望はほとんどなく、軍事力が必要になれば米軍は全力を挙げて勝利すると強調した。
ブッシュ大統領は「諸国の政府が、自由と安全のために尽くすという約束は口先だけだったのか、それとも行動の用意があるのかを露呈しつつある」と述べ、名指しこそしなかったものの、対イラク攻撃に反対するフランスなどを暗示的に非難した。
[毎日新聞3月16日] ( 2003-03-16-00:42 )