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ブッシュ米大統領、英、スペイン両首脳と16日に緊急会談(2)
(第3段落以降に詳細を追加します)
バグダッド 3月14日(ブルームバーグ):ブッシュ米大統領は16日、ブレア英首相、スペインのアスナール首相と緊急会談を開き、イラク武装解除に向けた対応策を協議する。フライシャー大統領報道官が14日、明らかにした。イラク攻撃を可能にする国連安保理決議案の採択に向けた調整が難航するなか、3首脳はイラクの武装解除のための選択肢を検討する。
フライシャー報道官によると、会談はポルトガルのバロゾ首相の主催により、大西洋上のアゾレス諸島(ポルトガル領)で開かれる。3国首脳は国連決議案の採択に向け「最後の外交努力」をするという。
同報道官は「3カ国首脳は、すべての最終的な外交上の選択肢について討議する。武装解除をしなければ深刻な結果を招くことをサダム・フセインにはっきりと示すためだ」と説明。会談は軍事計画を目的としたものではないと言明した。
3カ国が提出した新たな国連決議案をめぐっては、安保理での採択に必要な理事国9カ国の賛成がいまだに得られていないうえ、常任理事国のフランスとロシアは、同案に拒否権を発動する方針を明らかにしている。
週末中に非公式会合開催も
ブッシュ大統領は、イラクに武装解除を迫る外交努力が失敗した場合には武力行使が選択肢になるとの考えを示しており、湾岸地域では既に22万5000 人を超える兵力の配備を完了した。英国の兵力も4万5000人規模に達している。
14日午後に予定されていた常任理事国5カ国(中国、フランス、ロシア、米国、英国)の会合は中止された。理由は明らかにされていない。現在のところ、イラク問題について安保理会合が開催される予定はないが、外交当局者によると、週末中に非公式会合が開かれる可能性はあるという。
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