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2003.03.15
Web posted at: 15:47 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イラクが最近、兵力や対空砲などを同国南部地域に移動させ、対クウェート国境付近の防衛態勢を強化している問題で、米国防総省筋は14日、これらの動きを封じるため一定の軍事攻撃を検討していると述べた。
ブッシュ米政権は、開戦を決意した場合、イラクに対し最後通告を突き付けることを考慮しているが、この通告と戦闘行動の開始の時期のずれに乗じ、フセイン政権が攻撃を仕掛けることを阻止するのが狙い。クウェートに待機する米軍兵力の安全確保を図る意図もあるとみられる。
検討中という攻撃の内容、規模などについては触れなかった。
中東の米軍事筋は13日、イラク南部地域の兵力増強で、化学兵器が搭載可能な砲門少なくとも1基の配備が諜報(ちょうほう)活動で確認されたとも述べていた。これら兵力の移動は、米英軍が1991年の湾岸戦争後に設定した南部の飛行禁止区域内で実施されている。イラクは主権侵害として飛行禁止区域を認めていない。
米軍は、対イラク軍事攻撃で、クウェートなど南部からの進撃を想定している。同国には現在、推定12万5000人規模の米軍兵士が北部の砂漠地帯に駐屯(ちゅうとん)しているとみられる。