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2003.03.15
Web posted at: 18:11 JST
- CNN
(CNN) 複数の米政府高官は14日、対イラク攻撃でフセイン大統領を追放した後、イラク全部族代表などが参加する暫定政権を即座に発足させる計画をブッシュ大統領が承認したと述べた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。
これによると、暫定政権には、イラクの主要民族、宗教勢力のすべての代表が参加。国民の日常生活にかかわる部門の行政責任は、米軍から段階的に移譲されるとしている。また、地方、全国各選挙を実施する一定の政治的権限も最終的に委ねる考えだという。
ただ、フセイン大統領の権力基盤となった軍部、情報機関などは米軍が集中管理し、解体、改革を進めた後に再建する方針。
この計画の中で、米財務省はイラクの新通貨、中央銀行の再建や通貨供給量などでの対策に着手したしている。政府高官は、米ドルが暫定的な通貨になる可能性については触れなかった。
イラク暫定政権の問題では、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が14日、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラとの会見で構成の概要を明らかにしている。補佐官はこの中で、イスラム強硬派組織タリバーンが崩壊した後の、アフガニスタン暫定政権の統治機構に似た形になるとの考えを示した。