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ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)は14日、イラク攻撃後に同国を統治、民主化するため、一定期間、米軍が中心になってイラクにとどまり、イラク人の手による暫定統治機構づくりを支援する方針を明らかにした。米軍が駐留する具体的な期間については言及を避け「必要以上に1分たりとも長くいるつもりはない」と語った。
ワシントンでカタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」のインタビューに答えた。補佐官は米軍駐留の基本的方針として、(1)アフガニスタンをモデルに暫定統治機構をつくる(2)人道援助、治安維持、石油資源の保全などを目的に米軍中心の連合軍が必要な期間、駐留する(3)本格政権は、クルド人自治区や国外にいるイラク人の指導者など、幅広いグループの代表で構成する、などの点をあげた。
ブッシュ大統領は2月末、ワシントン市内の講演で「イラクには駐留するが、1日といえども必要な範囲を超えてとどまることはない。米国は、戦争後に相手国を支援することをずっと続けてきた。我々が残すものは占領軍ではなく、憲法や議会制度など、自由と安全の基盤だ」と語った。
またパウエル国務長官は2月中旬、議会の証言で、攻撃終了から本格政権樹立までには2年程度かかるとの見通しを明らかにしている。またニューヨーク・タイムズ紙は1月、米軍の駐留期間が最低18カ月にわたる可能性があると伝えていた。 (03/15 20:55)