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【ソウル堀信一郎】韓国の野党ハンナラ党が北朝鮮に密使を送り、巨額の支援をすると約束したと北朝鮮が暴露した問題で、北朝鮮のアジア太平洋平和委員会は「密使と北朝鮮側の接触は昨年9月と12月の2度、平壌と北京で行われた」と発表した。ラヂオプレス(東京)が15日の朝鮮中央放送の報道として伝えた。
北朝鮮側は、ハンナラ党の密使が昨年12月の韓国大統領選に絡んで「(ハンナラ党の)李会昌(イフェチャン)候補の当選は確定的だ。大きな対北支援を行うので、李候補を後押しして欲しい」と頼んだことも明らかにした。
さらに、密使は盧武鉉(ノムヒョン)候補(当時)について「あまりにも急進的で、国政と国際関係の経験が不足している。政治経験を積んだ李候補が国をつかさどるのが正道である」と主張したという。
北朝鮮の暴露は、韓国の財閥・現代グループが、南北首脳会談(00年6月)直前に計約224億円を北朝鮮に送金していたことをハンナラ党が問題にしたのが発端。ハンナラ党は北朝鮮への送金が「首脳会談を開くための裏取引だった」と指摘している。
その後、北朝鮮は当のハンナラ党自体が北朝鮮に巨額の支援をすると約束していたと暴露。ハンナラ党は11日、「うそだ」と反論、「うそでないというなら、密使が誰で、いつ北に行ったのか明らかにすべきだ」と主張していた。
[毎日新聞3月15日] ( 2003-03-15-19:35 )