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[ワシントン 25日 ロイター] 米ホワイトハウスのフライシャー大統領報道官は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による短距離ミサイル発射は、核開発問題解決にあたり資金援助をして欲しいとの北朝鮮の意思表示、との見方を明らかにした。
北朝鮮は、パウエル米国務長官も出席した盧武鉉・韓国大統領の就任式を控えた24日、日本海に向け地対艦ミサイルを発射した。
同報道官は、「就任の祝祭には、ほとんどの国が花束を送ったり首脳による訪問を行うものだが、北朝鮮は短距離ミサイルを送ってきた」と述べた。「これが、北朝鮮が世界の国々の間で孤立する理由だ。(今回のミサイル発射は)世界に北朝鮮の意図について疑問を抱かせる、北朝鮮の行動パターンの一部だ」という。
米国政府は、北朝鮮が核兵器開発計画で米国を恐喝している、と非難している。
同報道官は、「(ミサイル発射は)北朝鮮の、どうか、お金を払ってください、という意思表示だ」と語った。