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【モスクワ=石川陽平】ロシア訪問中のボルトン米国務次官は25日夕、モスクワで記者会見し、前日の米ロ次官級協議で、米国などが提出したイラクに対する新たな国連安保理決議案にロシア側が理解を示さなかったことを明らかにした。次官は「大統領も含めてあらゆるレベルで接触を続ける」と述べ、ロシアの説得に全力を挙げる考えを示した。
24日にモスクワ入りしたボルトン次官は、マメドフ・ロシア外務次官らとイラクを中心とする国際情勢や核軍縮など戦略的安定の問題を協議した。ボルトン次官は新たな国連安保理決議の採決に当たり「拒否権を行使しないだけでなく支持に回ってほしい」とロシア側に働きかけたが、「従来の姿勢に変化は見られなかった」という。
国連安保理常任理事国のロシアは、イラクへの武力行使を事実上容認する新たな国連安保理決議の採択には慎重な立場。独仏と共同で安保理にイラクの大量破壊兵器開発疑惑への査察強化案を提出した。 (12:00)