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【ワシントン=柴田岳】米国が2004年から実戦配備するミサイル防衛システムのうち、日本政府が一部導入を検討しているイージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SMD)について、米政府が〈1〉日本が保有する4隻のイージス艦のうち2、3隻を改修するだけなら約1000億円ですむ〈2〉北朝鮮の中距離弾道ミサイル・ノドン(射程1300キロ)の脅威に対抗できる――として早期購入を繰り返し打診していることが25日、明らかになった。
日米両政府は1999年度からSMDの共同技術研究を行っているが、ミサイル防衛システムの実戦配備を急ぐ米国は昨年12月、共同研究の結果を待たずに、独自開発した安価なスタンダードミサイル「SM―3」で配備を先行させる方針を決めた。「研究」段階から「開発」「配備」への移行は「別途判断する」と決断を先送りしてきた日本政府は、新たな対応を迫られている。防衛庁は今年夏をめどに見直し作業を進めている「防衛計画の大綱」にSMD導入を盛り込みたい考えだが、政府・与党内の調整は難航も予想される。
(2月26日14:50)