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【ワシントン=菱沼隆雄】パウエル米国務長官は25日、北朝鮮が再稼働への動きを見せていた寧辺の再処理施設がいまだに稼働していないことを確認するとともに、「(北朝鮮の)意識的なものなら賢い選択だ」と述べ、肯定的な兆候の可能性もあるとして評価した。
日中韓3か国歴訪からの機中、AP通信などに語った。
北朝鮮は昨年12月末、国際原子力機関(IAEA)に対し、兵器級プルトニウムを抽出できる再処理施設の放射化学研究所について1、2か月以内に再稼働させると通告。同研究所が再稼働すれば、封印が除去された貯蔵プールに保管された使用済み核燃料棒約8000本から、原爆6個分のプルトニウムの抽出が可能になり、「北東アジア情勢を激変させる」(パウエル長官)事態になるとされていただけに、国際社会も注視していた。
パウエル長官は、様々な外交チャンネルを使い、北朝鮮に対し、再処理施設の再稼働に踏み切らないよう警告していたことも明らかにした。
一方、ラムズフェルド国防長官も同日、ワシントン市内で行われた講演で、「(北朝鮮の核問題は)米朝間の問題ではなく、北朝鮮が世界の文明国家に説明しなければいけない問題だ」と述べ、多国間の枠組みで解決していく米政府の方針を強調した。
(2月26日11:31)