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【ニューヨーク=勝田誠】国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長は25日、イラク政府が、生物・化学兵器を搭載できる爆弾や大量破壊兵器の廃棄に関する資料などが新たに発見されたと通告してきたことを明らかにした。
イラクが、過去3日間にUNMOVICに届けた6通の書簡の中で通告したもので、同委員長は「前向きな動き」と一応の評価を示した。
AP通信が同委員長の話として伝えたところによると、見つかったのは「R―400」と呼ばれる爆弾2個で、うち1個に「生物兵器とみられる液体」が入っていたという。
同委員長によると、イラクはまた、湾岸戦争直後の1991年、自ら兵器を廃棄した際の担当者の名簿、複数の担当者による手書きの記録といった大量の資料が見つかったとも通告してきたという。
しかし、24、25の両日、国連本部で開かれたUNMOVICの諮問機関による会議では、この通告に対して、イラクに求められる武装解除における「氷山の一角に過ぎない」(米国務省出身の委員)といった批判的な見方が根強く、「イラクの時間稼ぎ」(別の委員)との指摘も目立った。
(2月26日12:03)
★ 「ANNニュース」で、ブリクス委員長の記者会見の模様を流していました。
爆弾は廃棄した化学兵器工場で見つかったもので、中身がなにであるかは不明だということです。
ブッシュ大統領は、この件で、「イラクはまだゲームを続けている。今こそ、イラクを完全武装解除すべき時だ」というコメントを出したとのことです。(映像付きで紹介)