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【ソウル=白川義和】盧武鉉・韓国大統領は25日、青瓦台(大統領府)で、訪韓中のパウエル米国務長官と会談し、北朝鮮の核問題について、「北が米国を過度に恐れ、解決が難しくなっている側面がある」と指摘し、米朝間の早期対話が望ましいとの立場を表明した。
双方は問題の平和的解決では一致したが、長官は「いかなる選択肢も完全に排除することはできない」と述べ、今後の情勢次第では北朝鮮への軍事行動も視野に入れる可能性を示唆。米韓間の溝が改めて浮き彫りになった。
パウエル長官は、日米韓、中国、ロシアなど関係国による多国間協議で核問題解決を目指す米国の立場を説明し、長官によると、盧大統領も理解を示した。
双方は米韓同盟と在韓米軍の重要性を確認したが、盧大統領は「(安保)状況が変われば、在韓米軍の駐留態勢も変化しうる」と述べ、米韓間の事前協議を前提に、在韓米軍のあり方を長期的に見直していく考えを表明した。
長官は盧大統領の早期訪米を求めるブッシュ大統領のメッセージを伝え、盧大統領もこれを受諾した。
パウエル長官は会談後の記者会見で、国連世界食糧計画(WFP)の要請に基づき、北朝鮮に最大10万トンの食糧支援を行う方針を表明。北朝鮮の24日の対艦ミサイル発射については「古いシステムで射程も60マイル(約100キロ)程度であり、大した問題ではない。近く発射されるとの情報も得ていたので、驚かなかった」と述べた。
(2月26日00:46)