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(回答先: 独が米に反対するとは時代も変わったものです 投稿者 銀二 日時 2003 年 2 月 25 日 22:27:04)
ドイツがイラク攻撃に反対しているのは、純粋に道義や国際法問題だけではなく。“打算”もあると思っています。
米英と独仏露中というイラク問題をめぐる対立については、金融主義で国家を運営しているか、産業主義で国家を運営しているかという色分けを持ちこむこともできると思っています。
金融活動で上げる利益を重視するか、産業活動で上げる利益を重視するかで、イラク攻撃が“国益”にどうかかわるかの見方が異なります。
金融主義であれば、グローバリズムを中東産油国まで押し広げたいと願いそれを実現する手段として戦争も辞さないと考え、産業主義であれば、原油と製品の交易がスムーズにできる中東の安定状態を望みます。
産業主義を基盤としている日本が、金融主義の米英の後ろに付き従っているのは倒錯した判断です。
なんにしろ、ドイツが第二次世界大戦=ナチス後のくびきから徐々に脱しようとしているのは確かだと思っています。
※ ドイツ国民は昨年秋に賢明な選択したと思っています
『2002年「ドイツ総選挙」の“世界史的意義”』
( http://www.asyura.com/2002/bd20/msg/239.html )