現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 828.html ★阿修羅♪ |
|
米英など対イラク新決議案提出 期限は設けず
米国と英国は24日午後3時半すぎ(日本時間25日午前5時半すぎ)、スペインと共同で、国連安全保障理事会に対し、イラクに対する武力行使を容認する新決議案を提出した。新決議案は特に期限などは設けていないが、「イラクは安保理決議1441が提示した武装解除の最後の機会を逸した」と明確・簡潔に指摘する内容になっている。
◇
米英とスペインが24日に国連安全保障理事会に提出したイラク問題の決議案(全文)は次の通り。
一、 これまでの安保理のすべての関連する決議を列挙する。
一、 (湾岸戦争停戦の)決議687で、安保理が停戦はイラクが同決議にある同国への諸義務を含む同決議の内容を受け入れることを条件とする、と宣言した。
一、 決議1441が、イラクがこれまでもまた現在も義務の履行で重大な違反を犯していることを確認し、イラクに関連する諸決議の下での武装解除の諸義務を遂行する最後の機会を与えた。
一、 その決議1441で安保理は、同決議に基づいてイラクが提出した申告に虚偽や遺漏があれば、または決議の履行義務を順守し完全に協力しなければ、それがさらなる重大な違反になると決定した。
一、この文脈において、安保理が決議1441で、イラクに履行義務違反を続ければ、深刻な結果に直面するだろうと繰り返して警告してきた。
一、イラクが決議1441に基づいて提出した申告には虚偽の内容と遺漏があり、同決議に従わず決議の履行義務に完全に協力しなかったことに留意する。
一、 イラク、クウェートおよびそれらの近隣諸国の主権と領土の保全に対する国連全加盟諸国の責任を再確認。
一、 国連憲章の下で安保理の主要責任が国際の平和と安全の維持にあることを認識する。
一、 イラクによる安保理諸決議の不履行と大量破壊兵器、長距離ミサイルの拡散が世界の平和と安全への脅威であることを認識する。
一、 安保理の諸決定の完全履行を確保し、かつ地域の平和と安全を回復することを決意る。
一、 国連憲章第7章の下で行動する。
一、 イラクが決議1441で同国に与えられた最後の機会を逃したと決定する。
一、 この件に引き続き関与すると決定する。
(07:26)
http://www.asahi.com/international/update/0225/003.html