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(回答先: 4カ月の査察継続を提案 独仏ロが米英案に対抗 【ベルリン24日共同】 投稿者 X 日時 2003 年 2 月 25 日 08:34:02)
仏独ロ、米英新決議案に対抗し新提案 段階的に武装解除
英米などが国連安全保障理事会に提出したイラクに対する武力行使容認の決議案に対抗し、フランス、ドイツ、ロシアも24日午後3時半(日本時間25日午前5時半)すぎに始まった安保理で、少なくとも今後4カ月をかけて段階的にイラクを武装解除することを目指す新提案を行った。中国が支持を表明している。
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フランスのシラク大統領は24日、訪問先のベルリンでシュレーダー独首相と記者会見し、両国にロシアを加えた3カ国がイラクの大量破壊兵器査察の強化や3週間ごとの査察報告などを盛り込んだ新提案を国連安全保障理事会に提案したことを明らかにした。シラク氏は「現段階で安保理の新決議が必要とは思えない」と述べ、武力行使に道を開く新決議を準備する米英に仏独ロが対抗していくことを強調した。
シラク氏よると、新提案は強化した国連査察により、イラクの武装解除を段階的、速やかに進めるという内容。3週間ごとの安保理報告という時間を設定するが、査察と武装解除の期限は限定せず、「国連査察団だけがそれを決められる」と述べた。
両首脳は現在の安保理決議1441の枠組みの中で査察と平和的武装解除を進める立場を強調。「平和的解決という我々の論理を戦争という論理に変更する理由はない」とシラク氏は述べ、武力行使を視野に入れる米英を牽制(けんせい)した。
一方、イラクに対してシュレーダー氏は国連査察に全面的に協力するよう強く求めた。シラク氏も、イラクが国連から廃棄を求められている短距離弾道ミサイル「アルサムード2」をすぐに廃棄するようイラク側に強く要求した。
独仏両国は、イラク問題の平和的解決に向けて外交攻勢を強める方針で、25日にはフィッシャー独外相がロンドンでイギリス側とイラク査察強化について協議する。
(08:02)
http://www.asahi.com/international/update/0225/004.html