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(回答先: 対イラク:武力行使容認決議案を25日提出 米報道官述べる [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 25 日 02:09:12)
【北京=杉山祐之】中国の唐家セン外相は24日、パウエル米国務長官と北京で会談し、米国が対イラク武力行使に踏み切るために一両日中にも国連安全保障理事会に提出する予定の新決議案について、現時点では審議する必要がないとの立場を表明した。
新華社電によると、同長官が、新決議案についての米国の方針を説明したのに対し、唐外相は「中国を含む大多数の国が、当面の急務は査察継続であると考えている。新たな決議について作業することではない」と答えた。唐外相はさらに、国連の枠組み内での政治的に問題を解決することの重要性を重ねて強調、「各方面が密接に連携し、戦争回避に力を尽くすよう望む」と語った。
ただ中国は、同決議案に拒否権を行使して米中関係を揺るがす事態を招くことは避けたい方針と見られる。当面、対イラク武力行使に反対するロシア、フランス両常任理事国などとの協調をさらに強め、査察継続に全力を挙げる見通しだ。
(2月25日00:02)