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02/24 09:23 ロの「切り札」登場で憶測 フセイン大統領とも会談 外信16
【モスクワ24日共同】一九九○年の湾岸危機で、イラクとの調
停に奔走したプリマコフ・ロシア元首相の突然のバグダッド訪問が
、さまざまな憶測を呼んでいる。米国のイラク攻撃回避に向け、プ
ーチン大統領が「切り札」を派遣したとみられているが、訪問の詳
細は明らかにされていない。
ロシアのテレビTVSは二十三日、プリマコフ氏がバグダッドで
親交のあるフセイン大統領と二十二日に会談したと伝えた。
一方、ロシア通信などはイラク訪問日を二十三日と伝えるなど、
「秘密使命」(タス通信)を帯びた訪問をめぐる情報は錯綜(さく
そう)。イラク政府当局者は、訪問が「上首尾に終わった」とだけ
タス通信に語った。
プリマコフ氏は中東専門家で、ロシア政界の重鎮。アジズ副首相
らイラク政府高官とも太いパイプを持っているとされる。湾岸戦争
時の経緯もあり、ロシア国内ではプリマコフ氏の登場はイラク情勢
の重大局面を意味するとの見方があった。
プーチン大統領がフセイン大統領にあてた親書を伝達したとの観
測もあり、現時点で訪問の「成果」を推し量るのは困難。プーチン
政権としては、ロシアの存在感をアピールする好機との判断もあっ
たようだ。
(了) 030224 0923
[2003-02-24-09:23]