現在地 HOME > 掲示板 > 戦争24 > 766.html ★阿修羅♪ |
|
2003/02/24 20:29
新華社通信によると、24日午前10時すぎ(日本時間同11時すぎ)、中国西部・新疆ウイグル自治区バチュ県でマグニチュード6.8級の地震が発生した。午後5時すぎの情報によると、死者は258人、負傷者は1000人以上を数えている。また、木造家屋1千戸以上が倒壊・損壊したほか、中学校の校舎が倒れ、大勢の生徒が犠牲になっているという。なお多数が建物の下敷きになっていると見られ、被害者数はさらに拡大する見通し。日本大使館によると、外国人の被害は伝えられていない。現場では余震が続くなかで救出活動が行われている。
現場は中央アジアとの国境に近く、シルクロード観光の拠点として知られるカシュガル東方。標高約1300メートルの高原にあるバチュ県を中心に周辺の伽師、岳普湖県などに被害が広がっている。
バチュ県政府などによると、現地の家屋は固めた土と木材でつくった簡素な造りが多く壊れやすい。また、中学校では授業中で被害が拡大したという。
現地は北京から約3400キロ離れているため、生活は北京時間より2時間遅い時間で行われており、発生時は出勤、登校直後。発生時の状況について、バチュ県政府関係者は「1、2分の間隔で2つの地震が続けてきた。職員は朝の体操中だった。役場の鉄塔が揺れ、建物に亀裂が入った」と話している。
県内の病院職員は現場で治療にあたっている。建物の下敷きになったままの住民もおり、そのままの状態で手当を受けているという。
中規模の余震が続いているため、県政府は被害を受けなかった人たちにも家屋に戻らないよう指導し、テントを建てている。夜間の気温は零度を少し上回る程度。
被害地区は地震が多く、96年にもマグニチュード6.9の地震が起きている。
転載元
http://www.asahi.com/international/update/0224/014.html