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(回答先: !!!!!!ネオコンとは!..田原総一サンデープロより!!!!!!! 投稿者 M 日時 2003 年 2 月 24 日 14:29:40)
この上の方ありがとう。補足、追加します
*新保守派はイスラエル右派と強力な繋がりがあります。
* アメリカを戦争へと導こうとしているのは彼等にほかなりませ ん。
*イスラエル・タカ派のアリエル・シャロンとも人脈を持っている
以上のような報道もあった。のを思い出した
参考
http://www.yomiuri.co.jp/attack/200211/a20021124_01.htm
では、最終的な政策決定者のブッシュ大統領はどうなのか。国務省関係者は「大統領の頭はパウエルやブレアになったが、心はチェイニーやラムズフェルドのところにある。現実主義者だった父親とは違う」と見る。また、「新保守派の優勢に変わりはない。パウエルは表向きの顔として使われているだけ。いずれは単独でも軍事行動に踏み切る」(国防総省筋)との見方もある。
<米国で勢いを増しつつある過激主義>
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei021225.htm
●9月11日事件は、保守的思考家の集団に勢いを与え、それ以前には受けいられなかった考え方に米国民が信頼を寄せるようになった。
●こうした考え方を最も声高に主張しているのが「ネオコンサーバティブ」(以下、ネオコンと略す)である。ネオコン派には、自分たちの主張する対ソ連強硬策が当時の民主党の考え方を合わず、1970年代及び80年代に同党から離れた集団も含まれている。
●ソ連崩壊及び冷戦集結後、ネオコン派は外交政策の声高な活動集団となった。ネオコン派は、冷戦集結を、米国が持つ圧倒的な軍事力・技術力によって唯一の超大国となる機会と考えた。9月11日事件は、ネオコン派の人々に自からの思考にそって行動する機会を与えた。
●中東に関して言えば、最も過激で著名なネオコン派の人々は熱情的に親イスラエルである。彼らは強力で強硬なイスラエルの熱心な支持者である。ネオコン派はブッシュ政権、特に国防関連で非常に大きな影響力を持っている。
●加えて、25年前に創設され9月11日事件以降、米国内の政策論議で新たな重要性と影響力を得た国家安全問題ユダヤ研究所(JINSA)が、ブッシュ政権内で、ネオコン派の人々と極めて密接に働いている。
●こうした過激集団と中東感が一致してきたキリスト教右派も、9月11日事件以降の環境下で、追加的な勢力としてネオコン派の強化に資している。
●ネオコン派内の最も強硬派の考え方及び政策は以下の通りである。
1)イスラエルは中東唯一の民主国家にして、中東で唯一信頼に足る米国の同盟国である。米国とイスラエルの利害は完全に一致するので、米国がイスラエルの防衛・強化に政治的・軍事的・財政的投資を行うことは、米国の利益に適う。→米国はパレスチナ問題に関するアラブの敏感さを配慮するのを止めるべきである。
2)米国は単独で力を行使する事をためらうべきでなく、自国の力の行使のために圧倒的に優位な軍事力を堅持すべきである。戦略的関係は同様の制度や文化を基に築くべきである。
→サウジアラビアとのこれまでの「特別な関係」は概ね無関係となっており再考すべきである。
3)米国は行動第一主義の外交政策を希求すべきであり、米国或いはイスラエルにとって潜在的な脅威国の政変交代を促進すべきである。→米国は(各国の)曖昧な姿勢に寛容であるべきではない。
●9月11日事件がこうした考え方を対テロ・キャンペーンと融合させる手助けとなり、ブッシュ政権の多くの人達が、彼らの考え方を支持するか同様の見方を採るようになった。対イラク軍事行動の是非や米国とサウジアラビアとの関係の緊張は、こうした文脈で理解する必要がある。
●超タカ派の人々は、大胆な新中東ビジョンを持っている。イスラエルと共存する民主主義のみが、このビジョンでは存在を許される。GCCのような安定した穏健な体制の保護は放棄され、事実、サウジアラビでの政変さえ米国の長期の利益には資するとの信念に置きかえられている。
●恐らくこうしたビジョンが政権の正式な政策としては採用されることはあるまい。しかし、こうした考え方は、政権の高いレベルや米国民の間では共鳴を呼び、好意的に受け止められている。
●(但し)ネオコン派はブッシュ政権よりも、より深い共通の目的を有している。イラクの政変は、政権にとっての目的は大量破壊兵器の除去とテロ支援の終焉だが、ネオコン派にとっての目的はより広範囲に亘る。対テロ戦争は、政権にとっての目的は米国の安全保障と利益に対する脅威の破壊だが、ネオコン派にとっての目的は中東政治の現実の作り変えに正当性と手だてを与えることである。
●アラブの指導者達が理解する必要のあるのは、自分たちが自己満足の政策を続ければ続けるほど、米国民がネオコン派の考えをいっそう受け入れ易くなるということである。
●イラクの政変及び親西側政権の樹立の目的は、彼らのビジョンにとって最も重要な礎石である。それは、単にサダム・フセインの直接的な脅威を除去するのではなく、その他の中東での一連の望ましい反応を生み出すためのものである。
(エネルギー・環境室長 畑中美樹)