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(回答先: 【憲法違反】 比の「アブ・サヤフ」掃討、米軍参戦容認で合意 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 22 日 01:49:26)
2003.02.22
Web posted at: 17:54 JST
- CNN/REUTERS
マニラ――フィリピン南部で活動するイスラム過激派「アブサヤフ」の掃討作戦に、特殊部隊兵士約350人を含む計1750人の米軍兵士の派遣が決まった問題で、フィリピン国軍幹部は22日、これら兵士は戦闘行為にも参加するとの米国防総省高官の主張を否定、比軍の訓練支援や助言を与える活動にあくまで限定されるとの考えを示した。
この問題では、比大統領府の報道官も国防総省の見方を否定。派遣される米軍は比軍の指揮下に入り、国内法に準じた活動に参加すると指摘していた。比憲法は、外国軍部隊による国内戦闘への参加を禁止している。比軍幹部の発言などは、米軍駐留に反発を強める国内の左派系組織をにらんだ発言ともみられる。
米軍は昨年、アブサヤフ掃討の名目で、フィリピン国軍との合同演習に長期間参加したが、戦闘行為には関与せず、後方支援に当たっていたとされる。この合同演習で、アブサヤフの勢力は激減したことが確認されたが、最近は兵力の増強が再び目立っている。
国防総省筋は、派遣される特殊部隊はアブサヤフの拠点である南部ホロ島に展開。ミンダナオ島ザンボアンガの比国軍基地に400人の支援部隊を配置するほか、在日海軍配備の揚陸艦「エセックス」と「フォート・マクヘンリー」も周辺海域に向かうとしていた。
今回の掃討作戦は、来月にも開始の見込み。
ザンボアンガの基地では昨年10月、爆弾テロとみられる爆発で米兵ら3人が死亡している。アブサヤフはこの爆発をはじめ多くの爆破テロや誘拐事件に関与しているとみられ、国際テロ組織「アルカイダ」との関連も指摘されている。