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対イラク戦は回避可能、フセイン大統領の姿勢次第=ソラナ代表 (ロイター)
2003年2月21日(金)14時23分
[ロンドン 20日 ロイター] 欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表は、イラクとの戦争は回避可能だが、ボールはサダム・フセイン大統領の側にある、との見解を示した。
また、対イラク攻撃をめぐって加盟国の間で分裂しているEUが、協調を維持するのは難しいだろう、と述べた。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で行われた討論会のなかで述べた。
ソラナ氏は、イラクの武装解除は、国連や国連の武器査察の枠組みを通じて達成させるべきだ、と指摘した。
しかし、討論会の終了後、ソラナ氏は、記者団に対し、「査察が失敗し、査察団が活動を続けることができない、と判断した場合、それが第2の国連安保理決議を採択する時になる」としたうえで、「その時はまだ来ていない。その時を待つべきだ。私はこれが、第2の決議が採択される安保理の枠内で行われるよう願っている」と語った。
EUの緊急首脳会議は17日、戦争は解決策になり得るが、あくまで最後の選択肢である、とする共同声明を採択した。この共同声明では、武力行使のタイミングや正当性をめぐるEU内の見解の相違は覆い隠されている。
ソラナ氏は、「(協調を)維持することは容易ではないだろう。非常に複雑な経過をたどることになるだろうが、EUを争いの最初の犠牲者のひとつにするわけにはいかない。協調を維持するために可能なことは何でもしなければならない」と述べた。
http://news.lycos.co.jp/world/story.html?q=21reutersJAPAN105359&cat=17