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国連の意見統一を要請 元米大統領に海部氏
【ワシントン20日共同】訪米中の海部俊樹元首相(保守新党最高顧問)は二十日、米テキサス州ヒューストンでブッシュ元米大統領と会談、対イラク攻撃へ向けた動きに関し「国連内部で意見が二つに分かれており、米国はこれを解決しなければならない」と述べ、国連安全保障理事会での意見統一に努力するようブッシュ現大統領への働き掛けを要請した。
元大統領は「よく分かっている。(フセイン・イラク大統領は)大量破壊兵器の放棄に応じなければならない」と指摘。同時に「平和的な解決が完全に放棄されたわけではない」と述べ、米国の要求が満たされればイラク攻撃は回避できると強調した。
海部氏と元大統領は一九九一年の湾岸戦争当時の首脳同士。今回の訪米は元大統領から外務省を通じ打診があり実現した。
(了) 02/21
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq/news/0221-326.html