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(回答先: 反米は「背信」と批判 NATO事務総長 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 21 日 14:28:50)
【ワシントン=永田和男】北大西洋条約機構(NATO)のロバートソン事務総長は20日、ワシントンで講演し、対イラク攻撃トルコ支援問題で紛糾の末16日に合意にたどり着くまでの調整を、「NATO史上最も激しい議論」だったと語った。
トルコ支援問題では、仏独ベルギー3国が、イラクの対トルコ報復に備えた空中警戒管制機(AWACS)、地対空ミサイル配備に拒否を示したことから、NATOが分裂状態になった。
ロバートソン事務総長によると、NATOは10日以降3日連続で加盟19か国大使級の緊急理事会を開き、さらに13、14日の両日は各国間の非公式調整が続いた。事務総長はこの2日間「7人の首相、5人の外相、6人の国防相」と接触、妥協点を探った。
だが一連の協議の結果、「各国の対立は気まぐれによるものでなく本格的な政策の相違のためで、19か国すべての合意は不可能」という結論に達した。
それでは加盟国一丸の共同防衛機構として冷戦を勝ち抜いたNATOの歴史に汚点を残す。週末返上の歩み寄り模索の結果、土曜日の15日深夜になって、「造反組」の中核フランスが参加しない防衛計画委員会で採決するという妥協案が成立した。
(2月21日12:10)