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軍駐留で米トルコ合意せず 支援拡大で依然隔たり
【アンカラ21日共同】イラク攻撃実施のため米国がトルコへの米軍駐留を求めている問題で、トルコのヤクシュ外相は二十日、「駐留承認を求める政府提案の国会提出は今日、明日には技術的に不可能だ」と記者団に述べた。承認手続き入りの前提となる経済支援の拡大をめぐり、両国の立場に依然隔たりがあることを示唆した。
一方、トルコのアナトリア通信によると、ギュル同国首相は米軍駐留問題で二十一日に声明を発表するとしている。
パウエル米国務長官は支援の拡大には応じられないとした上で、トルコ政府が駐留の可否を二十日中に回答することを期待すると述べていた。
同国与党、公正発展党の有力国会議員は両国が早急に合意したとしても、国会は通常火曜から木曜の週三日間のため、承認は早くても二十五日になるとの考えを示した。
米政府はトルコに計二百六十億ドル(約三兆六百八十億円)規模の経済支援を打診。しかしトルコ側は国会承認手続きに入る条件として無償援助枠の拡大などを要求し、交渉が難航している。
ヤクシュ外相は「われわれは金のために駆け引きをしているのではない。トルコが戦争で被るであろう政治、軍事、経済的損失を訴えているのだ」と強調した。
(了) 02/21
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq/news/0221-320.html