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(回答先: 米国防長官:トルコ駐留に楽観姿勢 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 20 日 15:08:43)
2003.02.20
Web posted at: 21:37 JST
アンカラ――対イラク武力行使を視野に、米国がトルコに基地使用、米軍兵士による領内通過の承認を求めている問題で、同国の最大政党、公正発展党のエルドアン党首は20日、米国が見返りの経済支援と、開戦に踏み切った場合のイラク北部でのトルコ軍の軍事的役割を文書で保証しなければ、米軍駐留などは認めないとの考えを示した。
地元紙との会見で述べた。この保証がなければ、必要な国会提案を見送るとの方針を示したもの。米国は総額260億ドル(約3兆880億円)規模の経済支援を打診、トルコは一層の援助拡大を要求し、米国がこれを拒否する事態になっている。
米国はまた、駐留を認める国会承認手続きを迅速に終了させることをトルコ側に求めているが、エルドアン党首の発言はこれに反発、トルコ側の条件を逆に突き付けた形だ。対イラク開戦で米国は、南北2方向からの軍事作戦を検討しているとされ、北部戦線の攻撃の主要拠点ともなるトルコの態度硬化は米国にとって新たな難題ともなった。
公正発展党は国会定数550のうち議長を除く362議席を占め、エルドアン党首の政治的影響力は大きい。
トルコは、1991年の湾岸戦争で経済的に甚大(じんだい)な悪影響を受けたと主張。今回の対イラク開戦で、同国北部に居住するクルド人勢力が政治的権利を獲得すれば、自国内のクルド人組織にも波及するとしてイラク北部へのトルコ軍派遣も要求している。
転載元
http://www.cnn.co.jp/usa/K2003022002561.html