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【マニラ井田純】非同盟諸国会議(114カ国・機構)の高級事務レベル会議が20日、クアラルンプールで始まった。加盟国でもあるイラク情勢が中心議題となる見込みで、最終日には、米国の対イラク軍事行動をけん制する宣言が採択されるとみられる。また、同じく加盟国である北朝鮮は、同国の核問題をめぐる米国の姿勢を非難する決議を求める方針だが、逆に参加国からは北朝鮮に核拡散防止条約(NPT)脱退を見直すよう促す動きがある。
マレーシア国営ベルナマ通信などによると、開会にあたって、マレーシアのサイドハミド外相は、米国の対テロ戦争を「人種差別的」と批判、イスラム諸国に対する米国などの姿勢を強くけん制した。
国際的なイラク攻撃反対運動の高まりを背景に、ホスト国マレーシアは国連査察団の活動継続を含む「平和的手段」による解決を宣言に反映させたい意向。会議は22日に閣僚級会議、24日から首脳会議が開かれる。
[毎日新聞2月20日] ( 2003-02-20-18:41 )