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(回答先: ジンベイさんの指摘であれば、病院の子供を殺しているのは米英です。 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 18 日 03:21:42)
あっしらさん、返信どうもです
＞湾岸戦争以降のイラクは、経済制裁も行われているので度が過ぎる軍事費は投入していません。
＞（投入できないもしくは投入しても買うべきものが手に入りません）
＞政府は自国民を守る義務はあるのでしょうが、そのためには武力が必要だというのが一般的認識です。
度が過ぎると言ったのは量ではなく、矛盾した軍事投与のことです。
北朝鮮を例にすれば、「守るべき国民」が食糧不足で餓死している時期に、国（国民）を守るという理由で軍事投与や、車を買う行為は矛盾していると思いませんか？
開発したミサイルを売ってその金で国民を救おうというならまだ解りますが、車なんかは軍関係の国民を手なずけるためのものでしかなく、低階級の国民なんか眼中に無いようにしか思えません。
日本が食料援助をした物を中国と書かれた箱に詰め替えて輸入するくらいですから歓迎されている訳ではありませんし当然そのことから国民の多くには行き渡らないのが解ります。
イラクは北朝鮮より食料状態が良いというだけで、本質は変わらないですよ。
＞原油の輸出も制約を受けていますが、経済制裁のために、金があっても薬さえ輸入できない
＞状況にあります。（合成新薬は化学物質ですから、いちゃもんをつけて輸入できなくすることができます）
＞薬がなくて子供が死んでいるとしたら、「病院の子供を殺す」行為をしているのは、
＞頑強にイラク経済制裁の続行を主張している米英ということになります。
疑問があるので、教えて欲しいです。
実際に、薬に使用する程度の量も輸入制限されているのでしょうか？
輸入制限されていても何万トンも必要ではないですから、手に入れる方法なんかいっぱいあるし、声に出せば薬に使用する程度は容認してもらえると思います。
それをあえて訴えない理由が有るとしたら、あっしらさんが言うように、「米英の経済制裁のせい」というイメージを植え付ける（その逆も言えますが）ための可能性があると思えませんか？それとも訴えたことはあるのでしょうか？
それに１００％経済制裁のせいだとしても経済制裁の解除に向かうような取り組みを取るべきだとは思いませんか？
（私）今のイラクは武器を持たないことが最も自衛に繋がると思います。
＞イラクにとって、正規軍の重火器は開戦間近の今でも不要だと考えています。
＞正規軍の戦いで米軍と戦っても、無用の犠牲者を出すだけです。
＞イラクの軍事力は、７０年代レベルの戦車と短距離ミサイルがあるだけですから、
＞米軍相手にまともに対抗することはできません。
ここに書いた武器とは新兵器や脅威となる兵器の事で、武器を捨てろと言うことではないです。
あとベトナムの件もありますし、ゲリラ戦になれば兵士数は問題になると思います。
湾岸戦争が中途半端に終わったのはこれが原因だとおもいますし・・
＞正義の基準は、個人の間でも国家の間でも異なるものです。
＞力が正義の基準ということになれば、従属の地位に甘んじる国家以外は否応なく軍事力強化に走り、
＞物事を武力で決しようとするようになります。
力が正義とは言ってません。なにかを動かす力のない正義なんて無意味ですし、実行するには何かの力が必要なだけです。
例えですが、悪党が銃を使うのと、警察が銃を使うのは意味が違うでしょ？まあ反米の人にはアメリカだけが悪党でしょうが・・・
それに反戦支持者がイラクは武力で国民を縛る国だから仕方ない。と言えば武力＝その国の正義と認めているようなものですよ。
いろんな所でアフガニスタン進行のことが書かれていて、国民が可哀想とかで100％反米の所もありました・・・
もし多発テロの後、米政府が平和がどうのとか言って黙っていたらテロリストは満足していたと思いますか？
思うようなダメージが無いとか、甘く見られて逆にエスカレートしていたと思うのですが、その場合、アッラー万歳とか言って米兵士の死体を引きずり回している姿が報道されたことで、完全に統一出来ていないアメリカ側にもテロリストが沸いて出ることは有り得ないでしょうか？
こうならなくても招来、今存在する技術がテロリストに渡ったり新技術が開発されればそれを手に入れようとしたと思うし。
自分はテロ報復合戦になるよりかはさっさと終わらせてアフガン国民のためにもなったと思いますが・・・少なくても今のところアフガニスタンではテロや軍事行動が行われていないと思うし。これから狙われるのはアメリカの方でしょう。
アルカイダと交渉を続けていたとしても、ラディン派を敵に回すようなことをアルカイダはしないと思います。
実際アフガニスタンは国民にとって前より悪くなりましたか？
反戦反戦と言いながら軍事協力問題で反小泉とか言うのもいますが、もしアメリカが側にいなかったら？と考えたら近くに脅威が有る以上、軍事力の強化と、武力攻撃抑制のために軍事力アピールをするのは必要ですよ。
それじゃ他国が軍事強化するのに口出しできないと言われそうですが脅威が元で、それが無ければ好きで軍事予算なんて組みません。
今、アメリカが環境問題に問われてますが、その問いを受け入れられるためにも脅威を和らげるか、アメリカを潰すしかないんですよ。
＞米国は公然たる拉致監禁も行っています。
＞アフガニスタンからキューバのグァンタモナ基地に６００人を超える人々を移送して収容しても、
＞人定や容疑事実さえ開示していません。米国政府でさえ、何も罪を犯していない人がいることも認めているのです。
例えばこの中に検査法のない伝染病の人が数人居る可能性があれば誰だかわかりますか？
テロリストの場合、完璧な嘘発見器でもないと選ることは不可能でしょう。
＞イラクを攻撃してフセイン政権を転覆するのが正義だとすれば、米国を攻撃してブッシュ政権を
＞転覆するのも正義だといえます。
アメリカが問題の原因だから、攻撃されても黙っとけば戦争が無くなるかのように言う人がいますが、イラクなんかはいつかは戦争を始めるんですよ。
それに日本に米軍が居るから北朝鮮の脅威が薄いとは思いませんか？米基地がなければミサイルが日本をまたいだ時点でもっと緊迫していたと思います。
中東がアメリカに抱くイメージは知りませんが、日本人からすれば「イラクを倒すのとイラクが米を倒すのも同じ」と、例えでも言えることが解りません。
それに、例え独裁国だろうと、誰にも国民に国を開放する権利が無いとすれば、もし日本が北朝鮮に乗っ取られてもそれは北朝鮮と言う国に吸収されるということなので、その場合、他の国々が北朝鮮領土を日本国民のために開放しようとすれば、北朝鮮と言う国を攻める事になります。逆らうものは殺されて、それでも日本人に犠牲者が出るから戦争反対と言い続けられますか？独裁者と仲良くやろうと言うなら解りますが・・・
当然、銃刀法が有って弱い武器すら無いですから他国に頼るしかないです。一国島だから逃げ場ないですし・・
＞イラクや北朝鮮のことをいろいろ書かれていますが、日本レベルでの自由な言動ができないことは
＞確かだとしても、文句を言うだけで殺されるかどうかはわかりません。
これは直接殺害されているかどうか知りませんが、収容所行きになるのは解りますよね？
北朝鮮の場合、中階級の人間すら生きるのにやっとの食料しか配給されないのに、収容所の反逆者に食料が与えられるとは思えません。
収容所の脱走者を撃ち殺せば褒美が出るから、今なら逃がしてやると囁いて柵をよじ登っている所を撃ち殺すとかゲーム感覚でやってるんですよ・・・
＞北朝鮮については、会社のなかで上司（経営）批判や政治的発言ができないという状況が、
＞社会全体レベルまで広がっていると思っています。（飲み屋で憂さを晴らすということもできない）
北朝鮮ガイドが外国の観光客に自分の住んでる国は良いですよと言って、ガイドがいいですね、私も一度行って見たいと言っただけで密告され、反政府者扱いとなったらしいです。
食料危機だし、農民でない人は外国に行ってしまえばその人数分だけ食料事情が良くなりますよね？
評判とか政治的発言と言うよりただの会話の一部でしょう・・簡単に言えば頭の中で二、三回考えてからしか喋れないと言うことですよ。
確認出来ないし、偽りがあれば間違ってると認めるしかないですが・・・
＞戦前の日本が正しかったかどうかを問題にしたのではなく、米国が自国民に説明した日本政府と日本国民の
＞関係性評価と日本国民の多数が自国政府に対して抱いていた意識（評価）は違うということを説明したものです。
＞それは、ジンベイさんがイメージしているイラク国民とイラク政府の関係性と
＞イラク国民多数派の政府に対する評価が異なる可能性もあるのではという示唆のつもりです。
米での旧日本と国民の関係性評価は嘘だったかもしれません。
ですが、旧日本は報道規制や軍国教育をされていたので日本人自身が騙されていましたから、「騙されていているが日本人の心は一心」とでも報道しないと本当の事を報道したことにならないと思います。
それに今は昔と違って報道機関が大分違うので、イラクの場合は評価されなくても解ると思います。多分、記名投票なので、支持率１００％のような有り得ない数字は恐怖心からくるものだと思います。
もしそうじゃなければ日本人が天皇陛下を尊敬していたように、フセイン大統領も尊敬されてることになりますが、国民に虐殺を知られているし、天皇陛下とは違うから有り得ないでしょう。
フセイン政権になってから25年なので洗脳しているにしても完全ではないと思いますし。
最後に
＞いずれにしても、いわれなく虐殺を繰り返している事実が国際社会で確認されれば別ですが、
＞処罰基準の是正はその国を構成している人々にゆだねるべきです。
（事実確認の上、是正を推奨したり要求するのはかまわないと思っています）
独裁の場合、会議はするものの、決めるのは一人だと思います。
それに独裁政権で国民が力で捻じ伏せられてる場合、死刑は虐殺と考えるのが妥当です。
理由は訴えを起こせない、警察がいい加減で国の言い成り、冤罪だろうと見せしめになれば良いと言う考え方が多いから。それに独裁政権に誤りは無く、政府容認なら全て正しいとされるからです。
虐殺に関して、独裁で同類のカンボジア、ポルポト政権は死刑名目で何万人も殺してますが、その国の人の判断、「死刑」だから間違っていないと言えますか？フセイン政権はポルポト政権と違うでしょうか？
アメリカも酷いことをします。ですが、独裁国家の比ではないと思うし、終戦後、占領するわけでもなく復興には手を貸しています。戦争問題になるとアメリカと比べたがる人がいるのは不思議です。
旧ソ連の場合は核の睨み合いでお互い沈黙出来ましたが、テロリストの正義はとにかく殺すのが目的で、犠牲を払うのを美徳としているので答えを待ってる余裕がないんですよ。
長くなっちゃいましたね・・
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。