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(回答先: Pakistan holds al-Qaeda 'kingpin'(BBC) 投稿者 中央線 日時 2003 年 3 月 04 日 01:32:57)
【ラワルピンディ(パキスタン北部)=新居益】パキスタンで1日逮捕された、国際テロ組織アル・カーイダのナンバー3とも言われるハリド・シェイク・ムハンマド容疑者は、裕福なイスラム原理主義政党の活動家の家に潜んでいたことが分かった。
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首都イスラマバード近郊のラワルピンディ。高級住宅街に庭の手入れが行き届いた2階建ての邸宅があった。
ムハンマド容疑者はここで1日午前3時ごろ、パキスタン人のアフマド・クドゥース容疑者(42)とサウジアラビア人の2人の協力者とともに逮捕された。
クドゥース容疑者の姉のクドゥシア・ハヌムさん(44)によると、邸宅は、長く国連に勤め、アフリカで微生物学の大学教授を務めたこともある姉弟の父が建てた。クドゥース容疑者とハヌムさんも海外暮らしが長かったという。ハヌムさんはこの国のエリートの証しである流ちょうな英語を操る。
ハヌムさんは「弟には軽い精神障害があり、政治に携わったことはない。他人をかくまったこともない」と話す。
ただ、姉弟の母はイスラム原理主義政党「イスラム協会」の地域指導者。協会は、昨年10月の総選挙で「反米ムード」を追い風に躍進、20議席以上を獲得した。医師や学者、事業家など裕福で知的水準の高い層の支持を集めている。
地元紙幹部は「アル・カーイダの残党を協会のメンバーが支援している可能性は捨てきれない」と話す。旧ソ連のアフガニスタン侵攻にともに戦った過去があり、現在は「反米」の思想を共有しているからだ。実際、協会の党員の自宅でアル・カーイダの残党が逮捕される事件も相次いでいる。
南部のカラチで2日、数十万人が参加する、過去最大規模の反米デモがあったが、協会のカジ・フセイン・アフマド総帥も主催者の1人だった。イスラム勢力の間で「最も知的」と評される人物だ。総帥が「イラクへの武力行使容認決議案に賛成票を投じたら、政府を倒す」と演説すると、デモ参加者は歓声を上げた。
米国への反発は、貧困層だけでなく、裕福な層にもじわじわと広がっている。行方の知れないウサマ・ビンラーディンもこうした人々がかくまっている可能性がある。
(2003/3/4/01:53 読売新聞 無断転載禁止)
★ 「BBCニュース」は何度もハリド・シェイク・ムハマド氏が潜んでいたとされる部屋の映像を流しているが、裕福なうちの部屋だとは思えないものである。
潜んでいた家の奥さんもインタビューに応じて、「夜中に突然20人くらいの男がドアを爆破して入って来た。何がなんだかわからなかった」と語っていたが、別段裕福な感じではなく普通のおばさんという感じだった。
「ハヌムさんは「弟には軽い精神障害があり、政治に携わったことはない。他人をかくまったこともない」と話す。」というのも気になる情報である。
今回の逮捕劇にはいろいろな思惑が交錯しているようだ。