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「常に米支持が真の友情ではない」 イラク問題で仏外相
フランスのドビルパン外相は2日、米ABCテレビと会見し、イラク問題の対応をめぐり、米国内に反仏感情が高まっていることについて、「常に米国を支持し、イエスといい、米国が正しいというのがよい友人なのか。それはフランスの信じる友情ではない」と述べ、真の友情からの忠告だと説明した。
外交官として米国に滞在した経験もある同外相は英語で会見に応じ、「我々が恐れているのは、何人の米国の若者がイラクで死ぬことになるのかということだ。それは意味あることなのか、戦争を始める前にあらゆる手だてを尽くしたのか」と武力行使を急ぐ米政府の姿勢を批判。政権転覆についても、「世界中の多くの独裁国が対象に含まれることになる」と述べ、収拾がつかなくなるとの認識を示した。
外相は、米英などが提出している対イラク武力行使容認の決議案に明確に反対する姿勢を示し、「理事国の大半が(反対で)説得されており、賛成多数は得られていない」との見方を示した。拒否権の行使については明言しなかった。
(03/03 16:02)
http://www.asahi.com/international/update/0303/008.html