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(回答先: 保守派、首都も押さえ圧勝 イラン地方議会選(共同)【「近代化」を拒むいわゆる「悪の枢軸」】 投稿者 中央線 日時 2003 年 3 月 03 日 16:54:11)
米英そしてそれに追随する日本政府のサポーター通信社である「共同通信」だから仕方がないのだが、今回のイラン地方議会選挙で保守派が圧倒的勝利を収めた要因として、ブッシュ政権の中東に関する言動を取り上げていないのはジャーナリスト失格である。
「1997年の大統領選挙でハタミ師が当選して以降、国政選挙、地方議会選で改革派は軒並み勝利してきた」にも関わらず、改革派の牙城である「首都テヘランをはじめ主要都市の大半で保守派が改革派を抑えて圧勝した」事実を、「投票率が低く、固い支持層を持つ保守派が有利になったとみられる」と分析しているようでは、イラク攻撃後の国際情勢は何も見えないだろう。
今回のイラン選挙は、ブッシュ政権の「中東近代化」がどんなに困難なテーマであるかを物語るものである。
ブッシュ政権は、意図したものであろうが、自らの言動で、イスラム主義をより強固にそしてより広げている。
日本政府は、今回のイラン選挙の分析を通じて、自分たちがいかに無謀で勝ち目もない虐殺戦争に荷担しようとしているのかを悟るべきである。