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2003/03/03 00:07
フランスのシラク大統領は2日、アルジェリア訪問のためアルジェ入りした。旧植民地アルジェリアに対する仏大統領の国家元首としての初の公式訪問。ブーテフリカ・アルジェリア大統領との会談など3日間の日程を通して、過去のわだかまりを超え、協力関係強化を目指す。
両大統領は2日の会談で、共同宣言に署名。首脳会談や外相会談を定期的に行う方針などを打ち出す。また、シラク大統領は3日、アルジェリア議会で演説するほか、4日には大学生たちとの対話を予定している。
イラク危機をめぐり、好戦的な米国ブッシュ政権に抵抗するシラク大統領にはアルジェリアでも支持が集まっていることもあり、歓迎の空気が強い。大統領自身、アルジェリアのテレビとの訪問前日のインタビューで「文明の衝突なるものは、イスラム教か非イスラム教かを問わずあらゆる原理主義者や過激派がわれわれに仕掛けているわなだ」と批判、あらためて戦争回避の姿勢を強調した。
アルジェリアがフランスとの激しい戦争の末、独立したのは62年。これまでの仏大統領も訪れているが、国家元首としての公式訪問は初めて。
アルジェリアにとって対仏関係は重要で、貿易では最大のパートナーとなっている。また、フランスには約80万人のアルジェリア人が住んでいる。
転載元
http://www.asahi.com/international/update/0303/001.html