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2003/03/03 01:31
イラク政府は2日、安保理決議に違反する短距離弾道ミサイル「アッサムード2」について、新たに6基を廃棄したことを明らかにした。今後、製造中だったものも含めて、合わせて約100基の廃棄を進めるという。
査察団によると、2日の廃棄作業は前日に続いてバグダッド北部のタージにある軍需工場で行われた。別の場所で、ミサイル製造に使われる鋳造施設も廃棄された。作業は査察団の監督の下で行われている。
イラクは国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)がミサイル廃棄開始の期限に指定した1日、4基を廃棄した。
一方、UNMOVICのペリコス副委員長は1日夜、バグダッドの査察団本部で記者会見し、廃棄されるのは製造中だったものも含め約100基であることを明らかにした。すでに50基ほどが実戦配備されているとみられている。部品や発射装置のほか、同ミサイルに関する文書、ソフトウエアなどもすべて廃棄対象となる。イラク側が廃棄場所に運搬し、査察官立ち会いのもと、ブルドーザーなどを使って順次破壊するという。
同副委員長は廃棄完了の時期について、「すべてはイラクの姿勢にかかっている。作業が速やかに進むことを期待している」と明言を避けた。関係者によると、イラクが積極的に廃棄を進めれば、2週間以内に終わるはずだという。
転載元
http://www.asahi.com/international/update/0302/012.html